この蔵、どうなる? リノベーションをしています!
萩とその周辺は、リノベーションパラダイスなのではないかと思っています。
いくつもの古い建物がリノベーションによって新たな価値を持ち、人をひきつける唯一無二の場となっています。
そして、今も美しい風景のなかに、朽ちていくには惜しい素敵な空き家がたくさんあり、ワクワクする事業計画とともにリノベーションをしている人たちがいるし、これから計画している人たちもいます。
つぎはぎ編集部では、ここ最近、いくつかのリノベーション現場の取材をする機会をいただきました。
美しい街並みが、さまざまな人たちの技や経験や価値観やセンスが加わってアップデートされていくこと、思い出の詰まった歴史ある建物が息を吹き返し、新たな場となっていく希望に満ちたストーリーを感じています。それは、この先発行予定の冊子でご覧いただけたらと思っています。
そんななか、民泊、体験を提供するつぎはぎ農園でも、母屋に隣接する蔵をリノベーション中です。
この蔵をはじめてみたときは、まるでジブリの世界にいるようで、「トトロが出てきそう」と思ったものでした。
それでも、3年間放置してしまいました。
扉は重いし、床の板は朽ちて抜けている。何年も前に外壁中を覆ったであろう蔦のざんがいが、ぶ厚い絨毯のごとく張り付いている。
でも、やっぱり、この蔵いいと思う。このまま朽ち果てさせるわけにはいかない!
直感だけで、ここをリノベーションすることに決めました。
やりたいことやろう。
というわけで、ただいまリノベーション中。
こちらは、ある日の一こま。
ぶち抜いた壁の断面。
土壁の土を再利用するために収集予定
この場所が萩市に合併した昭和30年よりも前の時代のものと思われる木箱の板を発見
この蔵をどうしていきたいのか、現在の状況やこれまでの出来事も、次回以降、書いていきますので、よかったらお付き合いくださいね。
一体、どうなるのでしょうか?