『はぎのね』vol.1ができました
萩のふるさと情報誌『萩ネットワーク』を引き継ぎ、『はぎのね』という冊子をつくっていくことになりました。
このお話をいただき、つぎはぎ編集部でリニューアル号から編集を担当することに決めたのは、まだ半袖を着ていたころでした。
萩のふるさと情報誌『萩ネットワーク』は1994年(平成6年)に創刊。
1994年といえば、『週刊少年ジャンプ』『りぼん』などの漫画雑誌が発行部数のピークを迎えた年。結婚情報誌『ゼクシィ』が創刊されたのもこの年です。
流行語は「同情するならカネをくれ」「すったもんだがありました」「イチロー(効果)」など。
(Wikipedia「1994年の日本」より)
萩のふるさと情報誌『萩ネットワーク』の創刊も、雑誌全盛の時代の必然と言えるかもしれません。
『萩ネットワーク』は、「ふるさと萩」の最新情報、全国で行われる萩関係の催し物の情報、各分野で活躍されている萩市出身の方々や萩にゆかりの方々の紹介、テレビ・雑誌等の萩情報を伝える役割を担ってきました。
1994年に選手名を鈴木一郎からイチローへと変更し、流行語大賞となったイチローは2019年に引退。
そして、SNS全盛の今、25年間続いた萩ネットワークのバトンを受けとることになったつぎはぎ編集部。
移住してきたメンバーで、「ふるさと萩」をどのように伝えるのか。
実際に都会に暮らす、ふるさと愛あふれる萩出身者・萩大志館の方々にアドバイスいただいたり、オンラインで話し合ったりもしました。
リニューアルのコンセプトづくりやタイトルを決めるための話し合いを重ね、大枠が固まった10月半ば、萩ネットワーク協会会長・藤道健二市長との会議に臨みました。これまでとは大きく変化する構成を認めていただけるのか、緊張のなか、藤道市長からの言葉は、拍子抜けするほどあっさり。
「やりたいように、思いっきりやりなよ」
とはいえ、これまで長年『萩ネットワーク』に親しんでこられた読者の方へ受け入れていただけるのか心配で、それぞれ精一杯、いいものに仕上げるために力を尽くしました。年末の忙しい時期にギリギリのタイミングでの入稿となってしまったり、反省点は多々あるのですが、これから成長していきたいと思っています。
『はぎのね』が伝えたいのは
萩の根となる人々の営み
新たな風が運ぶ多様な文化
それらが合わさって生まれる
今の萩をかたちづくるもの
萩の明るい未来へのストーリー
(本誌2Pより抜粋)
『はぎのね』は『つぎはぎ』と異なり無料(フリーペーパー)ではなく、有料(会員制)です。
少しでも多くの方が読んでくだされば、わたしたちがつくり続ける糧になります。
はぎのね vol.1(2020年1月1日発行)
発行:萩ネットワーク協会(萩市広報課内)
編集;つぎはぎ編集部
どうぞよろしくお願いします。
新たな年が始まりました。
2020年がみなさまにとって、よい年となりますように!